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浅いプランターにラディッシュをまく
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- Garden Niva編集部
ラディッシュは根が浅く張るため、深い鉢がなくても育て始めやすい野菜です。とはいえ「浅いから何でもよい」わけではありません。土の量が少ないぶん乾湿の変化が速く、種を詰め込みすぎると根が丸く太る前に押し合ってしまいます。浅い箱の長所を生かすには、まく量を控え、発芽後に間引くこと、水分を急変させないこと、収穫の適期を逃さないことが要点です。
容器と土を先に整える
深さは12〜15cmほどあれば十分です。底穴のある横長のプランターや、食品用ではない丈夫な栽培箱を使い、必ず受け皿を用意します。底に鉢底石を厚く入れる必要はありませんが、穴をふさがないようネットを敷き、野菜用培養土を縁から2cmほど下まで入れます。土を強く押し固めず、表面をならしてから霧吹きか細い水流で全体を湿らせます。
置き場所は、春と秋なら一日に4時間以上日が当たる場所が目安です。真夏の南向きベランダでは、午後だけ明るい日陰へ移せる位置が便利です。ラディッシュは涼しい時期に育てると辛味が穏やかで、根の形も整いやすくなります。強風が通る場所なら、箱を床に直置きせず低い台に載せ、倒れないよう壁際へ寄せます。
浅い箱にまく具体的な手順
表面に1cm弱の浅い溝を10cm間隔で作ります。種は1〜2cmおきに一粒ずつ置き、5mmほど土をかぶせます。ばらまきでも育ちますが、間引きの手間が増え、根を傷めやすくなります。土をかけたら手のひらで軽く押さえ、種が流れない強さで水を与えます。発芽まで土の表面を乾かし切らないようにし、日中の高温時には水やりを避けます。
双葉が開いたら、混み合うところから間引きます。最初は株間3cm程度、葉が増えたら最終的に5cm程度を残すと、丸い根が育ちやすくなります。抜く株を勢いよく引くと残す株も揺れるので、土の表面近くをはさみで切る方法が安全です。間引いた芽は洗ってサラダやみそ汁に使えます。
例えば長さ45cm、深さ14cmの箱なら、溝を4列作り、一列に20粒ほどではなく12〜15粒に絞ります。合計50粒前後から始め、最終的には30株ほど残す計算です。このくらいなら朝に土を触って乾きを確かめ、水を与える作業も数分で終わります。発芽がそろわない列があっても、空いた場所に数粒をまき直すだけで十分です。
水やり、追肥、収穫の見方
浅い容器では「毎日同じ量」より土の状態を見ることが大切です。表面が白っぽく乾き、指を1cm入れても湿り気が少なければ、朝に底から水が少し出るまで与えます。一方、曇天が続き土が重い日は水を休みます。乾かし過ぎた後に大量の水を与えると、根が割れたり辛味が強くなったりします。
元肥入りの培養土なら、短期間の栽培で追肥は必須ではありません。葉が薄い緑色で生長が止まったときだけ、液体肥料を表示より薄めて二週間に一度ほど与えます。肥料を急ぐより、日当たりと株間を確認する方が効果的な場合が多いです。播種から20〜35日ほどで、土から見える肩が直径2〜3cmになった株から試し抜きします。
よくある失敗と立て直し方
最も多い失敗は、種をたくさんまいて間引かないことです。葉だけが茂り、根が細いままになったら、今からでも弱い株を切って間隔を作ります。次に多いのは乾燥です。昼に葉がしおれて夕方に戻る日が続くなら、箱を少し日陰へ寄せ、表土を薄く覆うようにして乾きを緩めます。受け皿に水をためたままにすると根が傷むので、給水後に残った水は捨てます。
また、収穫を待ち過ぎると根がス入りになり、辛味も増します。大きいほど得とは考えず、数株ずつ順に抜くのが浅い箱では合理的です。害虫が気になる場合も、まず葉の裏を見て小さな虫を取り除き、防虫ネットで覆います。強い薬剤を最初から使う必要はありません。
まとめ
浅いプランターのラディッシュは、深い容器を用意できないベランダでも始められる、短期栽培向きの一鉢です。浅くまき、株間を確保し、乾き切る前に水を与え、肩が太った順に収穫する。この四つを守れば、限られた土でもみずみずしい根を楽しめます。最初の一箱は少なめにまき、毎日の変化を観察しながら自分のベランダに合う水やりの間隔をつかんでください。
ベランダ向け自動給水プランター
限られたスペースでハーブや葉物を育てる時、水やりの間隔を安定させたい記事に合います。
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