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小さなベランダで始めるサラダ用プランター
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- Garden Niva編集部
小さなベランダでも、サラダ用の葉物は「たくさん植える」より「必要な分を途切れさせずに摘む」ことを目標にすると続けやすくなります。ベビーリーフ、リーフレタス、ルッコラ、からし菜などは根が深く伸びにくく、箱型プランターと相性のよい野菜です。朝に窓を開けたとき、夕食の一皿分だけ摘める場所を作るつもりで始めましょう。
最初に箱と場所を決める
奥行き18〜25cm、深さ15cm以上のプランターを一つ用意します。幅は60cmほどあれば二列にまけますが、狭いベランダなら40cm程度でも十分です。底穴を確認し、鉢底石は薄く敷くか省き、野菜用培養土を縁から2cm下まで入れます。水やりのたびに鉢を動かさなくてよい、日当たりのよい場所を選ぶことも大切です。真夏に床の照り返しが強い場合は、すのこや鉢台で少し浮かせます。
日照は一日3〜4時間でも育ちますが、春と秋はできるだけ明るい場所が向きます。風の通り道では、手すりの内側に置き、強風時に倒れないよう受け皿と鉢台の安定も確認してください。室外機の熱風が直接当たる場所は避けます。
まき方を小分けにする
土の表面をならして浅い筋を二本つけ、種が重ならないようにばらまきます。好光性の種も多いため、覆土は種が隠れる程度のごく薄さで構いません。霧の細かい水で表土を湿らせ、発芽まで乾かさないようにします。芽が出たら、混んだ部分を間引いて株同士を3〜5cmほど離します。間引いた小さな芽も、洗ってスープやサラダに使えます。
一つの箱に全量をまくのではなく、半分だけまいて10〜14日後に残り半分をまくと、急に食べ頃が重なるのを防げます。さらに確実にしたいなら、二つの小さな箱を一週間ずらして始める方法も便利です。発芽直後は土が乾きやすいので、朝に指で表面を触り、乾いていれば鉢底から流れるまでゆっくり水を与えます。
摘み取りながら育てる
草丈が10〜15cmになったら、外側の大きな葉から収穫します。中心の新芽を残し、葉柄の付け根を清潔なはさみで切ると、同じ株から数回収穫できます。一度に株の半分以上を取らず、二、三日おきに少量ずつ摘むのがコツです。収穫後に液体肥料を規定濃度で与えると、次の葉が育ちやすくなります。ただし毎回の濃い施肥は根を傷めるので避けてください。
例えば幅60cmの箱なら、左半分にベビーリーフ、右半分にリーフレタスをまきます。三週目からはベビーリーフを一握りずつ摘み、四週目にはレタスの外葉を四、五枚収穫します。五週目に空いた左半分へ少量を追いまきすれば、食べ切ったころに次の芽が育ち始めます。二人分の付け合わせを週に二、三回用意するには、無理のない規模です。
よくある失敗と立て直し方
失敗で多いのは、種を厚くまきすぎて茎が細く伸びることです。混み合ったままでは風通しが悪く、下葉も傷みやすくなります。惜しまず間引き、株の間に光が入る状態に戻しましょう。受け皿に水をためっぱなしにして根を傷める例もあります。水やり後に十分時間がたっても水が残るなら、受け皿を空にします。
また、暑い昼間にしおれた葉を見てすぐ大量に水をかけると、熱い土との温度差で株が弱ることがあります。まず夕方まで様子を見て、土も乾いている場合に水を与えます。花芽が立って葉が硬くなった株は、無理に回復させようとせず収穫を終え、新しい種に交代するのが早道です。
まとめ
サラダ用プランターは、深すぎない箱に少量ずつまき、中心を残して摘み、次の種を早めに用意するだけで小さなベランダでも機能します。毎日土の乾きと葉の込み具合を一分見る習慣をつければ、育ちすぎや水切れに気づきやすくなります。最初は一箱から始め、食べるペースに合わせて増やしてください。
季節によって種の量を変えるのも長く楽しむ工夫です。春と秋は発芽しやすいので少なめにまき、真夏や真冬は無理に同じ品目を続けず、育ちやすい時期まで箱を休ませても問題ありません。収穫日、追いまき日、気になった乾燥の様子を小さなラベルに書いておくと、翌月には自分のベランダに合った間隔が見えてきます。小さな箱を丁寧に回すことが、毎日のサラダをいちばん確実に近づける方法です。
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